刺さない鍼
こんにちは。
たまにこんなこと言われることがあります。
「鍼ってなんだか痛そう、刺さないで治ったらいいのに。」
そんなこと言われても、
世の中そんな都合良くできてないですよって、
院長に愚痴ったら、
院長:「刺さなくても治るよ。」
クマ:「またまた、ご冗談でしょう?エイプリルフールなら、とっくに終わってますよ。」
院長:「テイシンを使えばいいよ。」
クマ:「テイシン・・・あ、ああ。その手がありましたか・・・なるほど(なんだそれ?)。」
というわけで、今回は刺さない鍼についてご紹介します。
も、もも、もちろん知ってましたよ。
営業担当ですよ。私。クマですけど。
まずは、どんな感じかというと
こんな感じ。
鍉鍼(ていしん)という名前です。
材質はアルミ、金、銀、銅、チタンなどの金属製で、
大きさや形も様々あります。
材質や形などで効果が変わりますので、
目的に合わせて使い分けます。
大倉山鍼灸院では主にチタン製を使用しています(写真のもの)。
(大きさ比較にタバコではなく、モバイルwifiを置くあたりがイマドキです。)
とがっている方も丸くなっています。
刺さることはありませんので、痛みもありません。
刺すというより押すといった感じでしょうか。
さすったりもします。
通常の鍼に比べて皮膚への刺激が弱いので、
鍼に敏感な方や、お子様にも使うことができます。
ただの金属の棒じゃないのか・・・。
こんなので本当に治るの?
そんな声が聞こえてきそうです。
ただの棒に見えますが、実は・・・。
ただの棒です。
材質とかシェイプとか、あてる角度や強さなど
そういうところがポイントではありますが、
だたの棒です。
つまり鍼灸師の腕の見せどころです。
(ハードルあげておきましたので、院長先生がんばってください。)
こんなので本当に治るんでしょうか?
考えていても、わかりませんよ。
百聞は一見にしかず。
って誰かが言っています。
ぜひ一度、鍉鍼(ていしん)を体験してみてください。
ではまた。