大倉山鍼灸院のクマのブログ

東横線の大倉山にある小さな鍼灸院で営業部長をしております。

臍の塩灸で冷え対策

こんにちは。

大倉山鍼灸院のクマです。

 

めっきり寒くなってきました。

冷え性の方にはつらい時期ですね。

 

クマは毛むくじゃらなので

なんとかなっていますが、

院長は毎年冷え性で悩んでいます。

女性だけなく男性も冷えに悩む人は少なくありません

 

そんな院長が空き時間にこんなお灸を

自分のお臍の上に置いてました。

f:id:shinqkuma:20171124131818p:plain

 

塩灸っていいます。

お臍の上に置いて使うことから

特に臍の塩灸(さいのしおきゅう)

と言われます。

 

あら塩の上に艾(もぐさ)を置いて火をつけます。

通常の塩でも良いですが、天然塩を使います。

 

お臍は昔から三焦の腑と言われ・・・

とかいう難しい理屈はさておき、

とにかく気持ちが良いです。

 

冷えは万病の基なんてことが言われるように

冷えにより気血の流れが悪くなることで

様々な病にかかりやすくなりますので

しっかりと対策をしておくことが重要です。

 

臍の塩灸は冷え性だけでなく、

便秘や下痢頭痛肩こり腰痛

免疫機能の向上などにも効果が期待できます。

 

院長:あーあったかい。足の先まで温まるし、冷え性の自分には助かるよ。

 

クマ:ところで院長。それ自分でやってるけど、

冷え性でお困りの皆さまにはやらないんですか?

 

院長:え?いや、やるよ。やるやる。

ほら、塩の量とか熱さとか、まずは自分で確かめてみないとアレだし・・・だろ?

 

というわけで、皆さまのために

院長をけしかけて、説得しておきました。

 

冷え性でなくとも、

アレコレ良い効果が期待できますので

体感してみたい方、お気軽にお申し出ください。

 

*冷えの強い方や、陰陽のバランス調整が必要な方など、臍の塩灸が適応と思われる方には、こちらからご提案させていただきます。 

 

院長だけに良い思いはさせません。

クマは皆さまの味方です。

 

というわけで、寒さに負けないよう

皆さまご自愛ください。

 

大倉山鍼灸院の情報はこちら

www.shinq-ookurayama.com

 

大倉山鍼灸院 営業部長 クマ

 

 

気を使う人は・・・。

こんにちは。

大倉山鍼灸院のクマです。

 

クマはソファーに座ってるだけで楽ちん・・・ではなく、

営業部長として、皆さまのアイドルとして、

来院の皆さまが快適に過ごせるよう

アレコレ気を使っています(え?)。

 

皆さまのまわりにも、

「あの人に嫌われているかも」

「変なふうに思われていないかな?」

「楽しんでもらえているかな?」

「こんなことしたら失礼になるのかな?」

 

こんなふうに

いつも気を使っている人いませんか?

 

そしてそんな気を使っている人たちは、

みんな疲れた表情してませんか?

 

気を使うと疲れるんです。

 

なぜかって?

それは文字通り「気」を使っていることで

体内の「気」が減っているからです。

つまり「気虚」の状態です。

 

気虚になると

疲れやすい、汗をかきやすい、息切れしやすい etc.

といった症状がみられます。

 

気を使うこと、

それ自体が悪いことではないと思いますが

使いすぎてはいけません

 

気を配るなんてのもありますね。

配りすぎてはいけません。

 

何事もほどほどで。

陰陽もバランスが大事。

やりすぎてもやらなすぎても

よろしくありません。

 

というわけで、

お仕事中の院長先生に気を使うことなく

クマはこれからグータラします(コラ)。

 

 大倉山鍼灸院の情報はコチラ

www.shinq-ookurayama.com

 

お布団かけておやすみなさい

こんにちは。

大倉山鍼灸院のクマです。

 

すっかり涼しくなってきました。

夜は秋の虫の声なんかが聞こえてきて

寝苦しさからも解放されていい感じです。

 

秋の夜長に、布団の中でアレコレ考えて・・・

気が付いたら寝てました。

 

そんなクマが布団の中で考えたこと。

お布団ってあったかくて気持ちいいな・・・

 

ではなく。

 

なんで寝るときって布団かけるの?

 

寒いからとか、そういういことじゃなく

昔から、当たり前のようにかけてるし

なんだかいろんな意味がありそうです。

 

というわけで、調べるのが面倒なので

院長先生に聞いてきました。

 

 なんで寝るときだけ布団をかけるのか。

 

ポイントは「」です。

 

「気」にもいろんな種類がありますが

今回は特に「衛気(えき)」が主役です。

 

「衛気」は体表面を覆っています。

役割としてはざっくり2つ。

1、体温の調節

2、外邪の侵入防止

 

毛穴の開け閉めによる発汗量の調節と体温の保持、

それにより、外邪からの防衛機能を維持している。

「衛気」は、そんな仕事をしています。

 

そんな「衛気」ですが、

日中は体表(陽)を巡っていますが、

夜は体内に(陰)巡ります。

一日は昼(陽)と夜(陰)が巡っていくように

衛気も体表(陽)と体内(陰)で巡ります。

 

というわけで夜になると、体表の衛気が減少して、

体温調節力や外邪からの防衛力が低下するわけです。

 

そこで、布団の出番となるわけです。

 

意外とシンプルな理由でした。

昔の人が経験からそうしていたんでしょうね。

 

夏でも布団を蹴っ飛ばして寝てしまうと

風邪をひいてしまったりするのも

こういう理由だったんですね。

 

余談ですが、夜に体内に入った衛気は

営気(えいき)として、体内で活躍します。

営気と衛気もまた陰陽の関係にあり、

夜は体表の衛気は減少しますが、

体内の営気が増えた状態になります。

 

営気は文字通り身体を営む気です。

寝る子は育つ」なんてわれるのも

このあたりから来てるのかもしれません。

 

布団一枚にも、物語があります(大げさだな)。

 

クマも暖かくして、冬眠・・・・。

 

いや、明日また起きて仕事します。

 

皆さまも暖かくして、

睡眠をしっかりとってご自愛ください。

 

大倉山鍼灸院の情報はこちら

www.shinq-ookurayama.com

 

大倉山鍼灸院 営業部長 クマ