大倉山鍼灸院のクマのブログ

東横線の大倉山にある小さな鍼灸院で営業部長をしております。

気を使う人は・・・。

こんにちは。

大倉山鍼灸院のクマです。

 

クマはソファーに座ってるだけで楽ちん・・・ではなく、

営業部長として、皆さまのアイドルとして、

来院の皆さまが快適に過ごせるよう

アレコレ気を使っています(え?)。

 

皆さまのまわりにも、

「あの人に嫌われているかも」

「変なふうに思われていないかな?」

「楽しんでもらえているかな?」

「こんなことしたら失礼になるのかな?」

 

こんなふうに

いつも気を使っている人いませんか?

 

そしてそんな気を使っている人たちは、

みんな疲れた表情してませんか?

 

気を使うと疲れるんです。

 

なぜかって?

それは文字通り「気」を使っていることで

体内の「気」が減っているからです。

つまり「気虚」の状態です。

 

気虚になると

疲れやすい、汗をかきやすい、息切れしやすい etc.

といった症状がみられます。

 

気を使うこと、

それ自体が悪いことではないと思いますが

使いすぎてはいけません

 

気を配るなんてのもありますね。

配りすぎてはいけません。

 

何事もほどほどで。

陰陽もバランスが大事。

やりすぎてもやらなすぎても

よろしくありません。

 

というわけで、

お仕事中の院長先生に気を使うことなく

クマはこれからグータラします(コラ)。

 

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お布団かけておやすみなさい

こんにちは。

大倉山鍼灸院のクマです。

 

すっかり涼しくなってきました。

夜は秋の虫の声なんかが聞こえてきて

寝苦しさからも解放されていい感じです。

 

秋の夜長に、布団の中でアレコレ考えて・・・

気が付いたら寝てました。

 

そんなクマが布団の中で考えたこと。

お布団ってあったかくて気持ちいいな・・・

 

ではなく。

 

なんで寝るときって布団かけるの?

 

寒いからとか、そういういことじゃなく

昔から、当たり前のようにかけてるし

なんだかいろんな意味がありそうです。

 

というわけで、調べるのが面倒なので

院長先生に聞いてきました。

 

 なんで寝るときだけ布団をかけるのか。

 

ポイントは「」です。

 

「気」にもいろんな種類がありますが

今回は特に「衛気(えき)」が主役です。

 

「衛気」は体表面を覆っています。

役割としてはざっくり2つ。

1、体温の調節

2、外邪の侵入防止

 

毛穴の開け閉めによる発汗量の調節と体温の保持、

それにより、外邪からの防衛機能を維持している。

「衛気」は、そんな仕事をしています。

 

そんな「衛気」ですが、

日中は体表(陽)を巡っていますが、

夜は体内に(陰)巡ります。

一日は昼(陽)と夜(陰)が巡っていくように

衛気も体表(陽)と体内(陰)で巡ります。

 

というわけで夜になると、体表の衛気が減少して、

体温調節力や外邪からの防衛力が低下するわけです。

 

そこで、布団の出番となるわけです。

 

意外とシンプルな理由でした。

昔の人が経験からそうしていたんでしょうね。

 

夏でも布団を蹴っ飛ばして寝てしまうと

風邪をひいてしまったりするのも

こういう理由だったんですね。

 

余談ですが、夜に体内に入った衛気は

営気(えいき)として、体内で活躍します。

営気と衛気もまた陰陽の関係にあり、

夜は体表の衛気は減少しますが、

体内の営気が増えた状態になります。

 

営気は文字通り身体を営む気です。

寝る子は育つ」なんてわれるのも

このあたりから来てるのかもしれません。

 

布団一枚にも、物語があります(大げさだな)。

 

クマも暖かくして、冬眠・・・・。

 

いや、明日また起きて仕事します。

 

皆さまも暖かくして、

睡眠をしっかりとってご自愛ください。

 

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大倉山鍼灸院 営業部長 クマ

 

 

 

 

 

天候の変化による体調不良の原因は・・・。

こんにちは。

大倉山鍼灸院のクマです。

 

夏はやっぱり枝豆が良いそうです。

湿気に対抗する作用があるんだとかで

院長先生は、

アホみたいに、枝豆茹でているみたいです。

 

さて、とっくに梅雨明けして8月ですが、

今年の夏は猛暑日が続いたかと思えば、

ぱったりと過ごしやすくなったり、

梅雨みたいに雨が続いたかと思えば、

また急に猛暑が返ってきたりと

なんだか安定しません。

 

天候や気温の急な変化は、

身体の変調をもたらします。

実際、なんだか体調がすぐれないという方が

多く来院されています。

 

ところで、天候や気温の急な変化が

なぜ体調不良を引き起こすのでしょうか?

今回は、そこらへんを考えてみます。

(といっても、院長先生に聞きに行くんですけどね。)

 

通常、身体は汗をかく量を調節するなどして気候の変化に対応していこうとします。

しかし、変化が急であるため、なかなか追いつかず、体内の熱や冷えの量がおかしくなってしまい、様々な体調不良が引き起こされると考えられます。

 

鋭い方はお気づきかと思いますが、身体が無意識に色々調節してくれるアレ、そう、自律神経です。

天候の急な変化により自律神経のバランスが乱れてしまうことが今回の体調不良の原因と考えられます。

 

東洋医学ではどうでしょうか

 

急な天候の変化を、陰陽の急変と考えます。

通常、陰陽は、

(弱い陽)→(強い陽)→夕方(弱い陰)→(強い陰)

とか

(弱い陽)→(強い陽)→(弱い陰)→(強い陰)

といった感じで陰陽それぞれが徐々に、変化していきます。

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模式的に図で書くとこんな感じ。

この図でいうと時間とともに陽が減りつつ陰が増えていきます。

これを繰り返して一日、そして一年と陰陽が変化していきます。

日々が過ぎて、少しづつ季節が移り変わっていく感じです。

 

陰陽が急変すると、朝からギラギラと日差しが照り付けたり、真冬に突然、暑い日あったりする。

夏にクーラーをかけすぎて体調を崩してしまうのも同じ理屈ですね。

 

また、高気圧と低気圧がぶつかるところは前線なんて呼ばれて、そこで雨が降ったりします。

ここまでは、通常の天候の変化ですが、この高低差が大きいと、積乱雲が生じて豪雨、雷雨となります。

陰陽の変化が急すぎるわけです。

 

東洋医学ては、この陰陽の急なバランスの変化により邪気(じゃき)が生じると言われています。

この邪気が身体に入ってしまうと、様々な身体の不調をきたしてしまうというわけです。

 

なるほどクマにも、なんとなくわかったような気がしてきました。

 

で、結局のところ、その邪気にやられないようにするにはどうしたらいいんでしょうか。

 

対策は邪気の種類によってアレコレあるんですが、何といっても気を補うことです。体内の正気が邪気をやっつけてくれるわけです。

 

対策としては、よく食べて、ゆっくり休んで、身体の気を補います

いわゆる元気な状態にしてあげることです。

 

食材で言うなら、鶏肉、カボチャ、エビなど補気といわれる食材がおススメです。(「補気類」って検索するとたくさんでてきますよ。)

また、院長先生おススメの豆類補気作用があります。

 

それでもダメなら、鍼灸で・・・。

なんか宣伝みたいになってますが、陰陽のバランス調整には鍼灸が良く効きます。

 

夏バテ?なんだか体調がすぐれない方など、ご相談ください。

 

まだまだ、暑い夏がつづきますが、気を補って元気にお過ごしください。

 

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大倉山鍼灸院 営業部長 クマ